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あのバイクも入る⁉ マエヒロシェルターMIDに中〜大型バイク14車種を入れてみた!実車収納レビュー
2025.12.04(最終更新日:2025.12.09)
- INDEX
ツーリングキャンパーにとって“バイクを濡らさない”は永遠のテーマ
お手持ちのテントにプラスするだけで、ファミリーテント級の広大なリビングスペースを生み出す マエヒロシェルターMIDは、その悩みをスマートに解消してくれる心強い相棒です。
特に問い合わせが多いのが、**「うちのバイクは入るの?」「どのくらい余裕あるの?」**といった“サイズ感”の問題。
そこで今回は、実際に中型〜大型まで合計14車種をマエヒロシェルターMIDに収納し、クリアランスや使い勝手を確認してきました。
**「ハーレー FLTRXSみたいな巨体でも入るの?」**という疑問にも、写真付きでしっかりお答えします!
1.マエヒロシェルターMIDとは?—テントに後付けできる拡張型シェルター

マエヒロシェルターMIDは、お手持ちのテントに後付けするだけで大型の前室(リビングスペース)”が手に入る拡張型シェルターです。
もちろん単体でタープのように使用することも可能。
軽量&コンパクト設計なので、荷物を増やしたくないツーリングキャンパーに特におすすめです。
また、ゆとりあるサイズ設計により、原付クラスのバイクならスムーズに出し入れできるのも大きな特徴。雨や夜露から愛車を守りながら、リビングスペースとしても活用できる万能型シェルターです。
■ 参考画像

■ スペック
| 項目 | 内容 |
| 収納サイズ | 48 × φ15cm |
| 本体サイズ | H330 × W280 × D170cm |
| 重量 | 約1.6kg |
| 生地 | リップストップナイロン20D(初期耐水圧3000mm) |
| ポール | アルミ合金 A7001 |
2.マエヒロドーム+と接続すると“ガレージ化”できる!

マエヒロドーム+とマエヒロシェルターMIDを接続すると、テントと前室が一体化し、使い勝手が一気に向上します。
まず、広々としたプライベート空間を確保できるのが大きな魅力。
コンパクトなソロテントでは入りきらないテーブルやギアも、シェルター内にゆったり収納できます。夜間やサイトを離れる際は、入口を閉めるだけで盗難・夜露・野生動物被害を防げるため、安心してキャンプを楽しめます。
さらに、シェルター内にオートバイを収納できるのもMIDならでは。
雨や夜露から愛車を守れることはもちろん、ヘルメットやバッグの積み下ろしも濡れずに行え、ツーリング後の疲れた身体に優しい設計です。
外からバイクが見えにくくなるため、防犯面でも大きなメリットがあります。
天候・防犯・快適性のすべてを一度に満たしてくれる、まさに“ガレージ付きリビング”が完成します。
3.実際どれくらいのバイクが入るの?14車種で検証してみた!
「どれくらいのサイズのバイクまで入るのか?」
「本当に大型ツアラーでも大丈夫なのか?」
そんな疑問に答えるべく、今回は実際に14車種のオートバイをマエヒロシェルターMIDへ収納し、サイズ感を徹底チェックしました。
中型クラスから大型クルーザー、そして存在感抜群のハーレー FLTRXSまで、実車で検証しています。
■検証車種一覧
| 車種 | 全長(㎜) | 全幅(㎜) | 全高(㎜) | |
| 1 | Harley-davidson FLTRXS | 2,430 | 990 | 1,325 |
| 2 | Honda CB1300SF | 2,200 | 795 | 1,125 |
| 3 | Yamaha TRACER9 GT | 2,175 | 885 | 1,470 |
| 4 | Kawasaki Z900RS | 2,100 | 865 | 1,150 |
| 5 | Honda Rebel1100 | 2,240 | 850 | 1,125 |
| 6 | Kawasaki ELIMINATOR400 | 2,250 | 785 | 1,100 |
| 7 | Honda CL400 | 2,175 | 825 | 1,135 |
| 8 | Honda GB350S | 2,175 | 790 | 1,100 |
| 9 | Yamaha SR400 | 2,085 | 750 | 1,100 |
| 10 | Kawasaki Ninja ZX-4R | 1,990 | 765 | 1,110 |
| 11 | Kawasaki Z650RS | 2,065 | 800 | 1,115 |
| 12 | Yamaha YZF-R25 | 2,090 | 720 | 1,135 |
| 13 | Honda W230 | 2,125 | 800 | 1,090 |
| 14 | Honda PCX125 | 2,090 | 720 | 1,135 |
① 大型クラス(ガチでおおきい順)
1.Harley-Davidson FLTRXS

14車種のなかで 全長・全幅ともに最大級!
リアフェンダーがマエヒロドームの全面扉に接触しますので、前室前扉を開ければ問題なく収まります。
シェルター内には1人分のチェア+テーブル を置いてもくつろげるスペースがあります。
スペース的には問題ないものの、車体が重いため、芝生などの柔らかい地面では、実際には出し入れは大変かもしれません。

テント側(マエヒロドーム)の前室側にも、チェアを置く程度のスペースがあります。
2.Honda CB1300SF
こちらも迫力あるサイズですが、斜めに入れると接触を避けられます。
リアフェンダーは扉に触れますが、マエヒロドーム+の扉を開けておけば問題なく収まります。
車幅が比較的スリムなため、見た目より中の空間が広く感じるモデルです。チェア+テーブルを置いてもまだ余裕。


3.Yamaha TRACER9 GT
14車種で 全高トップクラス。
その高さゆえに、ミラーが幕体に近く、寄せる位置に少し気を遣いますが、収納はまったく問題ありません。室内にチェアとテーブルを置いて、**ツアラーらしい快適な“ガレージ空間”**を作れます。

② ミドルクラス(車格しっかり系)
ミドルクラスの6車種は、いずれも 余裕を持ってシェルター内に収納可能。
チェア+テーブルを置いてもスペースにゆとりがあり、
クリアランスの確認がしやすいカテゴリーです。
4.Kawasaki Z900RS
シェルター内にすっぽり収まり、特に出し入れもしやすいサイズ感。

5.Honda Rebel1100
クルーザーながら全幅が抑えめで、レイアウトしやすいタイプ。

6.Kawasaki ELIMINATOR400
車高が低く取り回しやすいので、設営直後でもサッと入れられます。

7.Honda CL400
ハンドル幅の割にスッと収まり、幕内の圧迫感が少ない。

8.Honda GB350S
コンパクトすぎず・大きすぎず、最も“ちょうどいいサイズ感”。

9.Yamaha SR400
昔ながらのスリム車体で、幕体への干渉が最小レベル。

③ 軽量〜スポーツ/コンパクトクラス
スポーツモデル〜原付二種に近いモデルまで、このクラスはすべて余裕を持って収納可能。
キャンプギアの配置もしやすく、最も扱いやすいカテゴリーです。
10.Kawasaki ZX-4R
車体が細身で、奥側まで楽に寄せられる。

11.Kawasaki Z650RS
ミドルに近い大きさながら、幅がスリムで扱いやすい。

12.Yamaha YZF-R25
スポーツタイプで全高が低く、シェルターにすっぽり収まる。

13.Kawasaki W230
軽めで押し引きがしやすく、初心者でも収納が簡単。

14.Honda PCX125
14車種で最もコンパクト。幕内に十分な生活空間が残せる

4.14車種検証で分かったこと
今回の14車種の実車検証では、中型〜大型ツアラーまで幅広く収納できることが改めて確認できました。 特に全高の低い車両はシェルターの端まで寄せられるため、内部のリビングスペースをより広く使えるというメリットも実感。
「マエヒロドーム+×マエヒロシェルターMID」という組み合わせにより、
雨天対策・プライベート空間・防犯など、ツーリングキャンプの快適性が一段と向上します。
今回の検証で、マエヒロシリーズが持つ拡張性と自由度の高さをさらに感じる結果となりました。
本当は、キャンプ場の環境に近いテストコースで検証したかったのですが、足場が悪い不整地での押し引きは、どこかで絶対にバイクを倒しそう…という不安が拭えず、泣く泣く断念。
安全第一で、今回は 駐車場のアスファルト上 にて検証を行いました。それでも14台もの車両を何度も出し入れした結果、撮影が終わる頃にはスタッフ一同しっかり筋肉痛に。
「いつか倒すんじゃないか…」とヒヤヒヤしながら押し引きしていたのはここだけの話です。
※ハーレーだけは別日にイメージカットを含めて、芝生の上で再度撮影しました。ホントは2人がかりでバイクを動かしています。大きいバイクは取り回しになれたオーナーさんでないと大変ですね(汗)
さらに悲しい(?)ことに、担当者は vストローム250乗りのバリバリSUZUKI推しなのに、今回のラインナップにSUZUKI車が極端に少ないという事態に。
「次は絶対SUZUKIでやる……!」
とのことで、近いうちに“SUZUKI編”が実現するかもしれません。